天才じゃないか!・・・いや、浅はかだった話。
まだスーパーファミコンをやっていた頃。母親に「ゲームは一日一時間」と言われていた。子供の頃に言われる定番の台詞である。
しかし、一時間じゃ、足りない!
もっとゲームしたいのが小学生。
しかし下手に反抗すればアダプターを隠されてしまうのがオチである。
そこで小学生ながらに考えた。
そして閃いた!
母親がゲームの楽しさを知ればそんなルールは無くなる!
俺って天才じゃないか!
それから母親にゲームを勧めまくる。
アクションは苦手だと考えたので、ドラゴンクエストから勧めた。
すると、あっさりはまった。
・・・作戦通り!(ニヤリ)
唯一の誤算は、母親がゲームする時間が長く、自分たちができる時間がむしろ減ったこと。
特にプレイステーションが出てからがひどく、ドラゴンクエスト、アトリエシリーズと、牧場物語は見飽きるほど繰り返しやっている。
食事中にも、ゲームの話をしており、こっちがついていけなくなる。
中でも一番びっくりしたのは、夜中の4時まで12時間以上ぶっ通しで、ドラゴンクエストをやっていたこと。
子供から見ても引くぐらいゲームをしていたので、そこから自分のゲーム熱は冷めた・・・
もしかしたら、これは親の作戦だったのかもしれない。