黒猫のひとりごと

日々思ったこと、感じたことを吐き出します。わっしょい。

ストレスから逃げるということ

今、自分は休職して、復職に向けていろいろ準備している。
自分の場合は、職場上司の技術力・人間性に不信感を持ち、職場でのストレスがたまり、休職という道をとった。
(悪い言い方をする)と逃げるという道をとった。

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逃げるということ

逃げたことは悪いことじゃなかったと思う。
変えようのない環境から一度距離を置いて、休養をとる。
そうすることで、考え直すことができた。
そう、逃げたのではない、距離をとっただけだ。

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他人は変えることができない。
自分は変えることができる。

研修中に何度も聞いた。

確かに、他人は変えることができないが、他人との関わり方を変えることはできた。
認知療法などをやるうちに自分は変えられることを実感し始めているが、簡単には変わらないため、時間がかかる。その時間がかかる間だけでも、他人との関わり方は変えた。
一時的に環境を変えること、それが自分にとっての休職だった。

環境を変えるということ

以前、認知療法について書いたが、、人の認知に関わる要素は5つに分ける事ができる。
カウンセラーの治療では、認知、身体、気分、行動に対しての対処を習ったが、環境への対処方法は習わなかった。


環境といえば、仕事や家庭、上司、配偶者などだが、これらに対して、極端なことを言えば、以下のような選択肢をとることもできるだろう。
・配置換え
・転職する
・離婚する


自分が相談をしていたカウンセラーは、環境を変えることについては触れなかった。
一方で、医師は環境を変えることに触れた。これは、そのカウンセラーは職場に復帰させる立場であり、医師は心の健康を回復させる立場であるためであろう。立場が違うのだ。
また、心がダメージを受けている状態では、正常な判断が下せない。場当たり的に上記の行動をとるのは得策ではない可能性が高い。まずは、心の状態を回復することに専念していたためでもある。
しかし、暴力やDVの被害を受けながら、その環境に居続けることは難しいだろう。すぐに環境を変える必要がある。


環境を変える必要性は人それぞれだが、自分を変えることができなかったり、変えても対処しきれなかった時にとる手段として意識しておく必要はあると思う。