二十歳の猫を飼ってみて
今日が成人式だということで二十歳ネタ。
うちの三毛猫様は去年で二十歳になりました。
1年ぐらい前から神経の問題で目も見えていないし、耳も聞こえていません。
目や耳が使えなくなっても、嗅覚だけで歩き回ることができます。
食事や医療が進歩してきて、猫も高齢化の時代。
せっかくならば元気に長生きして欲しいということで、高齢になってから二十歳になるまでした方がよいと思うことや大変なことをまとめてみました。
(あくまで経験を通したものなので、医学的な確認はしていません。実施するとしても自己責任でお願いします。)
トイレの高さを低くする
昔、テレビでやっていたことをそのまま真似しました。
トイレを床の高さに近づけることで、ストレスを軽減するらしいです。
うちの猫様も高齢になり、トイレをまたぐのが辛そうになってきたため、台所の出入り口にトイレを埋め込みました。
こんな感じ。
猫トイレの箱は、砂がこぼれないように深くなっていることが多く、足腰弱ってくると猫砂に足をとられたりすることがあります。
猫も高齢化の時代、バリアフリー化も必要でないかと思います。
おしっこを見る
外飼いより、室内飼いの方が一般的に長生きします。
病気をもらいやすいだけではなく、食欲・排泄物の確認ができないため、健康管理しずらい点も大きいと思います。
猫は腎臓を悪くしやすいため、おしっこの匂いや、量が変わったら病院で診てもらった方がいいでしょう。
餌は置きっぱ
1日に何回かに分けて食べさせるといいとよく聞きますが、特に18歳を超えてから餌は置きっぱにしています。
理由は、高齢になると消化能力が落ちてきて、少しずつしか餌が食べられなくなったためです。
1日中家にいれるならばいいですが、仕事などでうちにいないと時間があるため、餌は痛まない程度で出しっぱにしています。
うちでは、食べ過ぎるということはなく、自分のペースでちょこちょこ食べています。
餌を食べやすい高さに持っていく
餌のお皿を雑誌に乗せたり、ガムテープの芯を使ったりして、猫が食べやすい高さにお皿を調節しました。
ペットショップでも、猫や犬の餌台が売っています。
もともと地べたで食べているから、そんなものは必要ないと思っていました。
しかし、お皿の位置を高くすると、実際食べられる量が増えました。
特に高齢猫は、アゴの力も弱っており、地べたでご飯を食べる姿勢が辛いようです。
手間もそんなにかからないので、毎日少しずつ高さを調節して確認することができます。
色んな種類のご飯を食べられるようにしておく
総合栄養食と水だけでよいという意見もよく聞かれますが、個人的には色々なフードを食べれるようにしておいた方がいいと思います。
理由は体調が悪いときにでも食べられる食事を見つけておくことは重要だと考えるからです。
人間でも体調悪い時にはおかゆを食べるように、うちの猫も体調により食べられるものが変わります。
ドライフードだけでなく、水分を一緒にとることができるウェットのご飯は食べれるようにしておいた方がよいと思います。
大好物のおやつを見つけて、食いつき度合いで体調を判断することができます。
老化が進むとカリカリが胃の中で消化しきれずに吐いてしまうことがあります。
若いうちに色々な食べ物に慣れさせておくのは、結構大切ではないかと思います。
若いうちにやっていないくて後悔したこと
歯石の除去。歯石の除去を行うには、全身麻酔が必要になり若いうちに行う必要があるそうです。
自分はこれを猫様が歳をとってから知ったので、できなかったのですが、
歳をとると口臭、歯肉炎の原因になるためやっておいた方がよかったと思っています。
あと二ヶ月ほどで21歳になります。
人間にしたら100歳ぐらい・・・元気に長生きして欲しいものです。